Interview : Naohito Toda 社員インタビュー「 戸田 直人 」
「戸田に任せておけば現場はつくれる」、そう言われる存在でありたい
戸田 直人 Naohito Toda
株式会社オリバ /
2005年中途入社
オリバは建物の解体や、駐車場の舗装工事、一般的な土木工事などを行う企業です。その中で私の役割は、作業現場におもむいて現場監督をしたり、工事の予算組みや進捗管理を行うことです。現場作業もこなすし、事務作業もこなす「何でも屋」かもしれませんね(笑)。それ以外にも東北地方で除雪作業をすることもあるんです。
仕事での思い出深いエピソード
東日本大震災の復興工事に関わったことが、思い出深いエピソードですね。海岸沿いの護岸工事を請け負ったのですが、雪が降りしきる中だったのでとても苦労しました。でも震災の被害で日本中が混乱している最中だったので、私もわずかながら「復興の役にたたなくちゃ!」と思いながら工事をしていました。完成した護岸を見たときは感慨深かったですね。「みんなの力でつくりあげたんだな。少しは復興の役に立てたのかもしれないな」と思いましたね。
仕事をするうえで大切にしていること
さきほどの護岸工事もそうですが、この仕事は決して一人でできる仕事ではありません。駐車場一つをつくるにしても、作業をする職人さんや現場監督、仕事を受注してくる営業の皆様や協力会社など、たくさんの人が気持ちを一つにすることで成り立っています。ですからコミュニケーションが何よりも大切だと思っています。人を動かすことはとても難しいことです。相手の顔色や反応、考え方を的確に把握しながら、適切な指示を出さなくてはいけません。スムーズに仕事を進めるためにも、業務時間以外でも自分から積極的に話しかけて、コミュニケーションを密にしたりしています。そういった何気ないコミュニケーションが、とても重要ですね。いつか現場にとっても会社にとっても必要不可欠な存在となって、「戸田に任せておけば現場はつくれる!」と言われたいですね。
私の考える「地域インフラを豊かにする」
駐車場をつくることは、地図に残る仕事をするということなんですよね。私たちの仕事は、短期間でなくなる仕事ではなく、何年も何年も残り続けるんです。そして私たちがつくった駐車場等に、人や車が集まり、そこから新しいストーリーが始まっていく――、それが「地域インフラを豊かにする」ということなんだと思います。これは私の夢だけど、公園をつくってみたいですね。私がつくった公園に子どもたちが集まって遊んでくれる。そしてそこから街が発展していく。そんな光景をいつの日か見られる日がくるといいなって思っています。